ハングル工房 綾瀬のプロファイル

Hangeul-Lab Ayase, Tokyo
Ken Mizuno

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1953年生まれ。漢字では「水野 健」、ただし日本のパスポートには漢字の記載はなく、戸籍や住民登録に「読み方」を記載する欄はない(正確には、役所の窓口でコンピュータ入力用に読み方を記載させる;ただしそれは役所の内部便宜情報であって、法的な書類にその欄はない。だから、僕の名前の読み方を示す唯一の公的文書はパスポートであり、Ken Mizunoが「正式の」名前である)。

1972年 浪人した年に朝鮮の 7.4南北共同声明、1979年に大阪外大朝鮮語学科を卒業、できたばかりの東外朝鮮語学科を経て、1980年に韓国政府奨学金で韓国ソウル大に留学;国文科大学院 修士課程、近代文学専攻;論文テーマに蔡万植を設定したが、学者となるべき勤勉さを欠いていたため断念して 1982年 帰国。
研究者の世代としては、東京外大の三枝氏、九州産大の白川氏にわずかに遅れ、70年代韓国の現代作家を同世代と感じる一方、植民地下の作家や近代文学史論そのものに今も関心がある。

82年に帰国後は、当時の8ビット・マイコンのソフトウェア技術者となる。転職を数回する間に、3年半の USA Iowa つまり大平原のアメリカを経験した。ちょうど「世界のバイオリニスト」さんの出産後ステージ復帰の時期にあたり、アメリカ大平原を車で「追っかけた」ことがある。

現在、東京・綾瀬で自営業「KENソフトウェア工房」を経営、主たる分野はネットワーク・ソフトウェアの下層、つまり OSI 7階層モデルの「リンク層」、つまり Ethernetとか類似するハードウェアのデバイス・ドライバや、それをからめたリアルタイムOSの移植を業とする。

忘れた。
東京の弁護士会館に通訳登録をしてあるので、ごくまれに、警察の留置場から当番弁護士の呼び出しがあったとき、その通訳に立つ。この他に通訳・翻訳業を掲げるが、ほとんど需要がない(営業努力する意志がない?)。