ハングル工房 綾瀬店 ホームへ
Mail to home master: Ken Mizuno
ったくもう、こんな 「擬似ハングル」生成ツールを作ったのも、僕自身である。ただ、悲しいことに、この程度の幅(1行の長さ)も、携帯画面では確保できないのだ。ニ ○ト 口ト ○ ○| 人-ll 人ト L Lニ 匸 ○ ○
岩波書店、『現代韓国短編選 (上・下)』、三枝壽勝 他訳これを前後して、僕自身は (朝鮮語と関係のない)サラリーマン生活がはじまった。9時間拘束、立ちっぱなしの講師役で、初日は疲れはて、幸い翌日からは3連休。ところが、子どものアトピーが再発してひどく悪化し、おまけにノドが腫れているというので皮膚科と小児科をハシゴする。医者に覚えてもらえる患者であることは、よいことなのか悪いことなのか。翻訳集のなりゆきがショックだった(?)のか、僕自身も微熱。それをおして連休の子どもの買物につきあったりして、連休明けは悲惨なことになりそうだ。
2002.4.26、ISBN4-00-022722-X C0097 (上巻)、¥2000+税
2002.4.26、ISBN4-00-022723-8 C0097 (下巻)、¥2000+税
http://www.iwanami.co.jp/ の 「今月の新刊一覧」に、とてもラフな紹介がある。
発信元: as1203 <as1203@hanmir.com>このメールは OutLook型 HTMLのようで、その「ソース」を見ると、本文の後に延々とプログラム・コードらしいものが続いている。これが、おそらく 「手の込んだ、間抜けなウィルス」で、メール総量は 128KBもある。
タイトル: Worm Klez.E immunity
本文の全文:
Klez.E is the most common world-wide spreading worm.It's very dangerous by corrupting your files.
Because of its very smart stealth and anti-anti-virus technic,most common AV software can't detect or clean it.
We developed this free immunity tool to defeat the malicious virus.
You only need to run this tool once,and then Klez will never come into your PC.
NOTE: Because this tool acts as a fake Klez to fool the real worm,some AV monitor maybe cry when you run it.
If so,Ignore the warning,and select 'continue'.
If you have any question,please mail to me.
Kという名前のウィルスは悪質で、ウィルス検出ソフトに対する回避能力を持っている。あのね、K がウィルス検出ソフトをすりぬけるなら、K 「もどき」も同様にすりぬける べきじゃないの? 間抜けな 「一言余計」だ。
私どもは、このおそるべきウィルスを逃れるための無料ソフトを開発した。
同封のソフトを実行すれば、それだけでウィルス K は避けられる。
注意: このソフト自身はウィルス K 「もどき」なので、ウィルス検出ソフトは騒ぐかもしれない。
警告が出たらあわてず騒がず 'continue' しなさい。
質問のある方は mail to me へ。
(1) まだこのウィルスが認知されていない。これなら、McAfee/hotmail の対応遅れ。いずれにしても、Worm Klez.E immunity というタイトルのメールを 開いてはいけません。特に、パソコン買ったままの状態で、OutLook (Express) をそのまま使っていて、しかも 受信メール一覧の下に 「プレビュー」が見えている人: 「プレビュー」とは 既にそのメールを 「開いた」のと同じなので、とても危ないです。
(2) 発信元から発信される時点で、「添付」の手順 (文法)が誤っていて、受信側では中身が認識されない。これなら、ウィルス作成者の間抜け。
(3) 僕から hotmailへの転送時に、ウィルス本体が脱落した (いや、128KB 送信に充分な時間はかかったと思う。送信済みファイルの 「ソース」を見ても、ウィルス部は含まれている)。
追記/思い出したこと:
そういえば、僕自身のプロバイダ AT&Tでも、4月15日から、会員あて/会員発メールのウィルス・チェックをはじめた。もし、このプロバイダを経由して送受信されるメールに既知のウィルスが含まれていれば、ウィルス削除して復旧、復旧できなければ削除した上でその旨を通知してくることになっている。その通知は来ていない。
従って、もしこれがウィルスであれば、AT&Tにも未知のウィルス、hotmailでも同様に未知。ただし、hotmailがこの 「添付」自体を認識していないところから、これはどうもウィルス作者自身の 「間抜け」である可能性が高いような気がする。
水野: ふうん、小鳥さん、ベランダでよかったですね、TVのある部屋に置くと死んじゃうから。TVの 「音」とは別に、ブラウン管そのものから出る発振音がある。伝統的な TVの走査線は 515本、この倍数で 5K、10K、15KHzの 「音ではない」が 「耳に聞こえる」振動がある。音楽の調音の基準が 440Hz A音で、1オクターブ上がるごとに倍々になってゆくのはご存知の通り。3オクターブ高いところは 3520Hz、その上は 7040Hz。ジェット/ターボの 「キーン」音が最後に聞こえなくなるのは、音が消えるからではなく、人の耳というセンサーの感度の限界を越えるからであって、「オト」そのものが消えるのではない。聞こえなくなっても、「オト」は続いている。本当に消えてしまえば、飛行機は落ちる。「聞こえない」ことと 「オトが消える」こととは、別である。
恩師: あ、やっぱり TVと関係があるの?
水野: 小鳥は、人間の大人に聞こえない 15KHzくらいの騒音で、心身不協和を起こして死んじゃうんです。
恩師: ふうむ、しばらく様子がよくないのでベランダに出しておいたのだが、
(1) ウィルス駆除ソフトである McAfeeの現在市場版は、なんだか、バカみたい。もちろん 「プロ」としては、(5) の後に 強制的な電源 off/on、それに続いて ScanDisk つまりディスクの健康チェックをしていることは言うまでもない。「ばかばかしさ」は、しかしどうにもならない。ご参考までに、MicroSoftが運営する無料 Webメール・サービス http://www.hotmail.comでは、受信済みメールのウィルス・スキャンを McAfeeがやっている。
(2) Windows Update で最新版に更新ずみの Windows上では、
(3) インストールができない。原因は、McAfee自身の機能が 最新の 「セキュリティ」対策で排除されるから。
(4) 故に、McAfeeの販売元は、そのホームページでそのまた対策を配布している。この対策を施すと、インストールはできる。
(5) ただし、その直後、マシンは再起動できなかった。
この 正確な 「ユーザ」名を覚えている人は、めったにいない。そんなものは、Windows 98までなら、まったく問題にならなかったから。ご参考までに、この「ユーザ名」は、「マイコンピュータ」の 「プロパティ」に出る。
1台目のユーザ名: Ken Mizuno 2台目のユーザ名: Mizuno 3台目のユーザ名: Mizno
と入力したとする。このユーザは、常識的には Adminに属する。
4台目のユーザ名: 水野 健
(1) Windows 「画面」のプロパティで、「日本語」の 「システム」フォントは選択できる。ただし Macのような 「システム/アプリ」の2階層ではなく、実に仔細な選択項目があるので、はて、普通のソフトの 「インストール」時点でのフォント選択という項目が発見できるかどうか。発見できても、ではその 「フォント」に外国語 Gulim (kul-lim) を指定できるかどうか。指定できても、文字コード系の (ソフト上の)解釈で化けないか; なんだかばかばかしくて、調べる気になれない。じゃ、どうするの?
(2) Windows 2000の 「ハングルばっかり」環境は、OSのインストール時点でないとできない (その瞬間であればできる) という可能性がないではない; が、日本で買った Windows 2000パッケージで、Windows自体のインストール時に 「言語系」に 「韓国語」さえ指定すれば、「マイコンピュータ」や 「ごみ箱」というアイコンの名前までハングルになるのかどうか、とっても懐疑的。おひまな方はいませんか? もしもできたら、それは大発見です。
(1) N語版 Windows 1つに対して、1台のパソコンを用意する。これですっきり。パソコン同士の間は LANでつなげばよい。結局、「解決できない」ことがわかっただけ。日本語で、こういうのを 「徒労」という。
(2) 多少不便だが、「OS切り換え起動」ソフトで、複数版 Windowsの切り換え起動。
(3) 問題のソフトの 「日本版」または対応版を使う。または 「待つ」。
(1) (直訳の不可)この半年、翻訳集の訳文の検討は、そんな作業のくり返しだった。かつて この集団は、作品集のすべての作品について、その全文について全員の検討を重ねたという。今回は僕もそこに参加して、似たような作業の一部をやった。が、僕自身の (3) 語順と句構造の入れ替えをするやり方、かつ (4) 文体の維持 の主張と、既存のメンバーのやり方は、必ずしも一致していない。言いかえると、僕の訳文の1つは徹底的な書き換えに会い、1つは 「これはそういう (意訳の多い)訳なのだ」という あきらめにも近い評を受け、1つは、初校の〆切間際に校閲者に一任することになった。実は、主宰者であり、知人であり友人でもある大学教官の基本的な態度も、「翻訳は第2の創作」が 「翻訳もどき創作(ごっこ)」になることを警戒するところにあった。
学校の語学の課題ではないので、訳文は 「これで何がいけないの」という直訳ではいけない。それでは、商品としての 「翻訳」にならない。直訳が日本語として不自然で、しかも原文は原語文脈の中でごく自然な表現である場合、何か別の表現・訳語を用意せざるを得ない。特に、原文が原語の中では常套句で、しかもその直訳が日本語ではきわめて不自然、といった場合に、どうするか。
(2) (最少の訳注)
作品中に、原語の文脈の中では公知の用語が出て来ることがある。韓国の現代作品でいえば、「4.19」とか 「3.1」とか、「第N共和国」とか。これらを、どこまで明示して 「訳注」とするか。ある層の読者を想定して、その読者層を訳注の要・不要の基準とするか、あるいは 「地の文」中に (ひそかに)説明するか。
(3) (語順と句構造の入れ替え)
原作が西洋語である場合、語順はそもそも語学の一部なので、訳文つまり日本語になったときの語順は まるで異なる。だからこそ その世界では、ある訳者の原稿に他人は手を付けられない。かと思うと、その一方で思い切った文面の入れ替え (語順、句順)という校閲作業がありうる。朝鮮語/韓国語の場合、これが微妙な問題になる。ある訳者は、原語の中にある副詞の位置さえ変更してはいけないと考える。一方、西洋語からの翻訳を想定して、それを平気で変更する訳者がいる (例えば 「私はよくその店に行く」 と、「私はその店によく行く」)。
「句構造の入れ替え」とは、例えばこんな場合だ: 「昨日彼女が悪口を言ったその店の主人の息子は」 と、「その店の主人の息子のことを、彼女は悪く言っていたのだが」と。ここまで来ると、論争になる。ついでにこの例では、後者について 「昨日」が「省略」されている。これは、几帳面な訳者には許せない 「脱落」だし、それ以前に文章構造を変えることが許せないにちがいない。几帳面でない?僕のような訳者は、前後の文脈から明らかに 「昨日」なら、そんなの平気だったりする。
(4) (文体の維持)
原文がミーハーなら、訳文もミーハーでなければならない。原文が荘重な文体なら、訳文もまた荘重でなければならないだろう。どちらともいえない 「普通」の文には、通常、その作家のその作家らしい面がある。それをまた文体とも、個性ともいう。それを、訳文の上に反映させることができるのか、どうか。
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りーち道楽亭 の さらに 「やまのべ通信(気まぐれ日記)」僕の仕事先の経営危機は、小康状態に入った。訴訟騒ぎ以前に、相手方と事実上の和解に至ったという。奇妙なことは、一説によれば この相手方は 「当方」の株主でもあるという。なんか、変。例えば過去に、債務 (あちらの債権)の放棄に代えて 「当方」の株主になってもらった・というようなことでもあれば、変な言い方だが 「敵対的な株主」の存在も不可能ではないのだけれど。でも、それ以後も取引が続いて、ある機会に強引な取り立てに及んだというのが、どうも解せない; いずれ、この時期、どこの会社でも経営側はせちがらい。経営者自身はともかく、その直下にある 「総務」レベルがヒステリックな騒ぎを起こすことはよくあるので、おそらく今度もそれだろうと、まあ考えておくことにする。
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