菅野裕臣 |
『ロシア手帖 』 第37号 (1993年12月25日) 所収 |
[追記]
G: 言語学
K: 河野六郎 (故人.東京教育大学教授.後に学士院会員)
KGB: Komitet gosudarstvennoj bezopasnosti pri Sovete ministrov SSSR (ソ連閣僚会議付属国家安全委員会) すなわち秘密警察
O: 奥田靖雄氏 (2002年春逝去)
R: スタファン・ローゼン (後にストックホルム大学教授)
S: 城田俊氏 (北海道大学,広島大学教授)
わたくしは後 1995-96年に念願のロシア科学アカデミー東洋学研究所への留学を果たした.この時多くの方々と再会した.バスカーコフ,セルジュチェンコ両氏,その他手紙のやりとりをしたことのあるアフマーノヴァ(言語学),ナジプ(ウイグル語学)の諸氏もすでに他界しておられた.トダエヴァ女史はモスクワにおられたが,ご高齢であり,とうとう会わなかった.シュヴェードヴァ女史には是非お会いしたかったが,お会いできなかった.メリキシヴィリ氏はグルジアにおられるそうで,これまた会うことは出来なかった.
ボンダルコ先生には,2002年春東京外大の中澤英彦教授の尽力で来日された時,6年ぶりに再会した.
アトクニン氏は 2001年カナダに移住したと聞いた.